LEZYNE ROAD DRIVE 500登場|海外メディアも評価する超薄型ロードバイクライト

ロードバイクにライトを取り付けるとき、「もう少しハンドル周りをすっきりさせたい」と感じたことはないでしょうか。最近のロードバイクではブレーキホースやシフトケーブルの内装化が進み、一体型ハンドルやエアロ形状のコックピットを採用したモデルも増えています。

車体そのものは非常にスマートになった一方で、サイクルコンピューターやライト、ベルなどを取り付けていくと、どうしてもハンドル周りが賑やかになってしまいます。

そんな最近のロードバイクに合わせるようにLEZYNEから登場したのが、新しいフロントライト「ROAD DRIVE 500」です。当店にも入荷しましたので、今回はその特徴に加えて、海外の主要サイクリングメディアでどのように評価されているのかも含めてご紹介します。

最大の特徴は、驚くほど薄いボディ

ROAD DRIVE 500を実際に見ると、まず目を引くのがその形状です。一般的な自転車用ライトに多い筒型ではなく、非常に薄いフラットなデザインを採用しています。

本体サイズは約86.6×54.2×17.6mm、重量は約75g。CNC加工されたアルミニウムボディを使用しており、ロードバイクに取り付けても主張しすぎない、すっきりとした外観になっています。

ロードバイクではライトそのものの性能だけでなく、「どこに、どう取り付けるか」も重要になってきました。ROAD DRIVE 500は1/4回転式マウントに加えてGoProスタイルのマウントにも対応しており、サイクルコンピューターの下側へ配置することができます。

特にエアロハンドルや一体型ハンドルなど、取り付けスペースが限られているロードバイクとの相性が良いモデルです。

海外メディアでも「薄型ライト」として高評価

ROAD DRIVE 500は、海外のサイクリングメディアでもすでに注目されています。アメリカの自転車メディア『Bicycling』では、ライト比較の中でROAD DRIVE 500を「Best Low-Profile Light」として選出しています。

ロードバイクやグラベルバイクに乗る方が、視認性を確保しながら重量や空気抵抗をできるだけ増やしたくない場合に適したライトとして紹介されており、まさにROAD DRIVE 500の特徴をよく表している評価だと思います。

一方で、1/4回転式マウントを使用した場合には、ライト単体で上下方向の角度を細かく調整しにくいという指摘もあります。取り付け位置によっては角度調整が必要になるため、その場合はGoProタイプのマウントを使用することで対応しやすくなります。

このあたりは、薄型でコンパクトな構造ならではの特徴として理解しておきたいところです。

コンパクトながら、配光もしっかり考えられています

英国の大手サイクリングメディア『BikeRadar』でも、ROAD DRIVE 500のコンパクトなボディと光学設計が取り上げられています。

ROAD DRIVE 500には、LEDの光を効率よく前方へ集めるクリスタルレンズが採用されており、単純にライトを小さくしただけではなく、小型化しながら必要な明るさをどう確保するかまで考えて設計されています。

薄型ライトというと「見た目はいいけれど、明るさは控えめなのでは」と思われるかもしれません。しかしROAD DRIVE 500は、ロードバイクで使いやすいサイズ感を保ちながら、通勤や早朝・夕方のライドにも対応しやすい光量を備えています。

大きなライトをハンドル上に載せたくない方にとっては、デザインと実用性のバランスが取れた選択肢と言えそうです。

最大500ルーメン。ただし常時点灯では最大400ルーメン

商品名にもある通り、ROAD DRIVE 500の最大光量は500ルーメンです。ただし、この500ルーメンは日中の被視認性を高めるためのデイタイムフラッシュモードで使用される光量で、夜間などで連続点灯する場合の最大光量は400ルーメンになります。

400ルーメンモードではメーカー公称で約1時間30分、150ルーメンのEnduroモードでは約4時間30分使用できます。

そのためROAD DRIVE 500は、真っ暗な峠道を何時間も走り続けるための大型ライトというより、日中の被視認性確保から早朝・夕方・夜間のロードライドまでをスマートにカバーするライトと考えると分かりやすいでしょう。

さらに長時間使用したい場合には、LEZYNEの外部バッテリー「Infinite Light Power Pack XL+」にも対応しています。

「見るため」だけではなく「見てもらうため」のライト

LEZYNEではROAD DRIVE 500の考え方として「See and Be Seen」を掲げています。つまり、自分が暗い道を見るためだけではなく、クルマや歩行者など周囲から自転車を発見してもらうことも重視したライトです。

ロードバイクでは日中でも幹線道路を走ったり、木陰やトンネルに入ったりすることがあります。晴れた日の昼間でも、背景や逆光の影響によって自転車がドライバーから見えにくくなる場面は少なくありません。

そのため最近では、「ライトは夜だけ使うものではなく、昼間から自分の存在を知らせる安全装備」という考え方も広がっています。

最大500ルーメンのデイタイムフラッシュは、まさにそうした使い方を想定した機能です。

USB-C充電・IPX7防水にも対応

日常的に使用するライトとして、基本的な使いやすさもしっかり押さえられています。充電方式はUSB-Cで、スマートフォンやサイクルコンピューターなどと充電ケーブルを共用しやすく、出先でも扱いやすい仕様です。

防水性能はIPX7に対応しており、ロードバイクで突然雨に降られた場合でも使いやすい設計になっています。

さらに1100mAhの内蔵バッテリーは、将来的な交換にも配慮した設計です。自転車用ライトは本体が壊れる前にバッテリーの劣化が気になることも多いため、ライト本体をできるだけ長く使えるよう考えられている点は、長期的に見ても嬉しいポイントです。

空力性能よりも「コックピットを崩さない」という魅力

LEZYNEではROAD DRIVE 500を、空力性能を意識したライトとしてアピールしています。非常に薄いボディで前面投影面積も小さいため、一般的な筒型ライトよりも空気抵抗を抑えやすい形状であることは確かです。

ただし現時点では、「このライトを使用すると○W空気抵抗が減る」といった具体的な数値までは示されていません。

そのため当店としては、空力性能そのものよりも「ロードバイクのデザインやコックピットを崩さずにライトを取り付けられる」という点に、この商品の大きな魅力があると考えています。

サイクルコンピューターの下へすっきり配置できることは、実際にロードバイクへ取り付けたときに見た目以上に大きなメリットです。

ROAD DRIVE 500はこんな方におすすめ

ROAD DRIVE 500は、ロードバイクのハンドル周りをすっきりさせたい方、一体型ハンドルやエアロハンドルを使用している方、Garminなどのサイクルコンピューターとライトをきれいにまとめたい方に特におすすめです。

また、日中も安全のためにフロントライトを使用したい方や、早朝・夕方・夜間にもロードバイクへ乗る方にも使いやすいモデルです。

一方で、街灯のない山道を長時間走る場合や、ブルベなどで一晩中走行する場合には、より大容量・高出力なライトを併用した方が安心でしょう。

ROAD DRIVE 500は「とにかく明るさだけを求めたライト」ではなく、必要十分な明るさを確保しながら、ロードバイクへできるだけスマートに取り付けることを重視したライトです。

最近のロードバイクに非常によく合った、新しいタイプのフロントライトだと思います。

LEZYNE ROAD DRIVE 500 主な仕様

最大光量:500ルーメン(デイタイムフラッシュ)
最大連続点灯:400ルーメン
重量:約75g
バッテリー容量:1100mAh
充電方式:USB-C
防水性能:IPX7
サイズ:約86.6×54.2×17.6mm
ボディ:CNC加工アルミニウム
マウント:1/4回転式マウント/GoProスタイルマウント対応

ROAD DRIVE 500は当店にも入荷しています。実際のサイズ感や取り付け方法などが気になる方は、ぜひ店頭でご覧ください。

ロードバイクのハンドル周りをできるだけすっきりさせたい方には、特におすすめしたいライトです。

参考

LEZYNE公式サイト、Bicycling、BikeRadar、BikeRumor