八王子での毎日の移動を考えたとき、電動アシスト自転車はとても相性の良い乗り物です。
八王子駅周辺から東西方向へ移動する場合は比較的平坦な道が多い一方、南北方向へ向かうと坂道が多くなります。駅までの通勤・通学、大学への通学、買い物など、行き先によっては坂を避けにくいのも八王子の特徴です。
そのため、「普通の自転車でも走れるけれど、毎日となると少し大変」という方に、電動アシスト自転車を選んでいただくことが多くあります。
最近ではイオン八王子滝山や映画館など、自転車で出かけられる新しい目的地も増えてきました。駅や学校への移動だけでなく、買い物や休日のお出かけにも電動アシスト自転車は便利です。
電動アシスト自転車は「走れる距離」だけでなく使いやすさも進化
以前の電動アシスト自転車というと、「重い」「バッテリーが大きい」というイメージを持っている方も少なくありません。
現在はバッテリーやモーターの進化によって、1回の充電で走れる距離が長くなっただけでなく、車体やバッテリーの軽量化も進んでいます。
バッテリーを取り外して自宅の中で充電する場合、数百グラムから1kg程度の違いでも毎日の使い勝手は変わります。また、駐輪場で車体を動かしたり、少し持ち上げたりする場面では、車体重量そのものも大切です。
ここでは、当店でも取り扱いの多いPanasonic(パナソニック)とBridgestone(ブリヂストン)を中心に、それぞれの特徴を比較してみます。
Panasonic|自然で軽快なアシストが魅力
Panasonicの大きな特徴のひとつが、車体中央付近にモーターを配置するセンタードライブ方式です。ペダルを踏む人の力とモーターのアシストを組み合わせ、後輪へ力を伝えます。
感覚的には、ペダルを踏む動作にモーターが自然に力を足してくれるタイプです。
カルパワードライブユニットの自然なアシスト
Panasonicの多くの電動アシスト自転車には「カルパワードライブユニット」が採用されています。
こぎ出しでは急に飛び出すような感覚を抑えながらスムーズにアシストし、上り坂では力強く、ある程度速度が出てからも自然に走り続けやすいように制御されています。
実際に乗ってみると、スタートだけが楽なのではなく、平坦路でも自然なアシスト感が続く印象があります。八王子のように平坦路と坂道が混在する地域では使いやすい特性です。
軽い電動アシスト自転車が欲しいならPanasonicは有力
Panasonicのもうひとつの強みが、軽量モデルの選択肢です。
例えば24インチのビビ・SLは車体重量19.9kg。バスケット、リアキャリア、両立スタンドを備えた日常使いの電動アシスト自転車としてはかなり軽量です。
さらにコンパクトモデルのプロムは18.1kg。12.0Ahのバッテリーを搭載し、メーカーの業界統一テスト条件ではロングモード約93kmの走行距離が案内されています。
そのため、「とにかく軽い電動アシスト自転車が欲しい」という方にはPanasonicをおすすめすることが多くあります。
駐輪場で車体を動かすことが多い方、自宅の敷地内で少し持ち上げる必要がある方、小柄な方にとっても車体の軽さは大きなメリットです。
Bridgestone|2種類のアシスト方式から選べる
Bridgestoneの電動アシスト自転車には、大きく分けてセンタードライブと、独自のDUAL DRIVE(両輪駆動)を採用したモデルがあります。
センタードライブは車体中央付近にモーターを配置する一般的な方式です。一方、DUAL DRIVEは前輪をモーターの力、後輪を人の力で駆動するブリヂストン独自の方式です。
センタードライブは後ろから押してもらうような感覚、DUAL DRIVEは前から引いてもらうような感覚があり、乗り比べると違いを感じやすい部分です。可能であれば実際に試乗して選ぶことをおすすめします。
Bridgestoneの大きな特徴「走りながら自動充電」
DUAL DRIVEモデルの大きな特徴が、「走りながら自動充電」です。
走行中にペダルを止めたときや、条件を満たして左ブレーキをかけたときなどに前輪モーターを発電機として利用し、走行中のエネルギーをバッテリーへ戻します。
下り坂では回復充電が作動すると、前輪モーターによるモーターブレーキが働き、速度が上がりすぎるのを抑える補助にもなります。
八王子は、行きに上った坂を帰りには下るという使い方も多い地域です。そのため、上り坂ではアシストし、下り坂では回復充電とモーターブレーキが働くDUAL DRIVEの仕組みは、八王子の地形と相性の良い機能だと感じています。
なお、モーターブレーキは通常のブレーキの代わりになるものではありません。停止や十分な減速には、通常どおり前後のブレーキを使用します。また、回復できる電力量は坂道や走り方などの条件によって変わるため、「常に何%充電できる」と一律に考えるものではありません。
1回の充電で長く走りたい方にもBridgestone
DUAL DRIVEモデルは、1回の充電で走れる距離の長さも魅力です。
例えば現行のラクット26インチやステップクルーズeなどでは、メーカーの業界統一テスト条件で、エコモード約200km、オートモード約105km、パワーモード約62kmという走行距離が案内されています。
実際の走行距離は、坂道の多さ、乗る方の体重、荷物、気温、タイヤの空気圧、使用するアシストモードなどによって変わります。
それでも、「バッテリーを充電する回数をできるだけ減らしたい」「1回で長い距離を走りたい」という方にとって、DUAL DRIVEモデルは有力な選択肢です。
またぎやすさを重視するなら「ラクット」という選択肢
電動アシスト自転車を選ぶ理由は、坂道を楽に走るためだけではありません。
「自転車をまたぐときに脚を高く上げにくい」「停車したときにしっかり足を着きたい」「ペダルをこぐときの脚の曲げ伸ばしをできるだけ小さくしたい」といったご相談もあります。
そういった方に候補となるのがBridgestoneのラクットです。
ラクットはフレームを低くしてまたぎやすくしているだけではなく、低いサドル位置や短めのクランク、シート角などを組み合わせ、乗り降りやペダリングのしやすさを考えた設計になっています。
つまり「電動だから走るのが楽」というだけでなく、またぐ、乗る、ペダルを回す、降りるという一連の動作そのものをしやすくすることを考えた自転車です。
※膝や股関節など身体に痛みや不安がある場合は、自転車選びだけで解決しようとせず、必要に応じて医療機関などにもご相談ください。
PanasonicとBridgestone、どちらを選べばいい?
| 重視すること | おすすめ |
|---|---|
| 車体の軽さ | Panasonic |
| 自然で軽快なアシスト感 | Panasonic |
| 軽快・スポーティに走りたい | Panasonic / XEALTなど |
| 1回の充電で長く走りたい | Bridgestone DUAL DRIVE |
| 充電頻度を減らしたい | Bridgestone DUAL DRIVE |
| 下り坂で速度を抑える補助が欲しい | Bridgestone DUAL DRIVE |
| またぎやすさを重視したい | Bridgestone ラクット |
| 脚の曲げ伸ばしを小さくしたい | Bridgestone ラクット |
ただし、これはあくまでメーカー全体の傾向です。Panasonicにも長距離向けやスポーツ向けのモデルがありますし、Bridgestoneにもセンタードライブのモデルがあります。
そのため最終的には、メーカー名だけで決めるよりも、「どこへ、どのくらいの距離を、どんな道で走るのか」から選ぶことが大切です。
八王子では「どこへ行くか」を教えてください
当店で電動アシスト自転車をご案内するときは、身長だけではなく、実際の使い方も伺っています。
- 八王子駅まで通勤する
- 大学まで毎日通う
- スーパーへの買い物が中心
- 滝山方面まで走りたい
- みなみ野方面など坂のある地域を走る
- 1回の走行距離が長い
八王子では、目的地が数km変わるだけでも坂道の量や走り方がかなり変わります。
軽さを優先するのか、航続距離なのか、坂道での走りなのか、またぎやすさなのか。
その優先順位が分かると、PanasonicとBridgestoneのどちらが向いているのか、さらにその中のどの車種が合っているのかも選びやすくなります。
店頭で実際の乗り心地・サイズをご相談ください
電動アシスト自転車は、カタログの数字だけではアシストの感覚、車体の取り回し、足つきなどまでは分かりません。
八王子で電動アシスト自転車をご検討の際は、普段走るルートや距離、坂道の有無なども含めてお気軽にご相談ください。当店ではPanasonic、Bridgestoneをはじめ、用途に合わせた電動アシスト自転車をご案内しています。