MERIDAの2016年モデルがお披露目されました。今年はグランツールにおける(特にジロ・デ・イタリアでのステージ優勝)Team Lampre-Meridaによる活躍で、今までMTBに強いメーカーというイメージから、ロードレースにおいても強いと印象づけられたMERIDA。
そもそもMERIDAは、1972年にアイク・ツェンによってMERIDA INDUSTRYとして設立され、その後1988年自社の名前を冠してMERIDAブランドが誕生しました。本社は台湾ですが、研究開発センターはドイツにあり、自転車レースの本場ヨーロッパでの最先端の技術、トレンドを踏まえた製品開発が行われています。
日本では台湾ブランドとしてのイメージがつよいMERIDAですが、ドイツでは自国のメーカーと思われているぐらい認知度、そして人気度の高いブランドです。
ロードバイク
MERIDAのロードバイクは4種類のタイプがラインナップしています。
- SCULTURA
- エアロオールラウンダー/オールアラウンダー
- REACTO
- エアロロードバイク
- RIDE
- ロングライド用/パヴェ
- WARP
- タイムトライアル用
ここからは当店に入荷予定のバイクをご紹介します。
SCULTURA700 定価¥169,900(税抜き)
アルミフレームで、SHIMANO105のフルコンポーネントです。ホイールはDT SWISS製を採用。クランクは52/36Tのノーマルで、リアは11-28Tの11速。ケーブルは内蔵式で、すっきりとしたデザインです。
SCULTURAはカーボンバイクだとヒルクライム寄りの位置付けになるとのことですが、アルミバイクでは、ヒルクライムはもちろんオールラウンダーとして活躍するとのこと。
アルミフレームでがっつり勝負したい方にはオススメのバイクです。
REACT 400 定価¥159,900(税抜き)
NACA Fastbackテクノロジーを採用したアルミフレームのエアロロードバイクで、Shimano 105メインの2×11速で、この価格であれば、お買い得感があります。ドライブトレインは、ノーマルクランク(52/36T)に、リア(11-28T)の22速です。リアブレーキは、BB下にとりつけるダイレクトマウントを採用し、空気抵抗軽減に貢献しています。
RIDE 400 定価 ¥145,000(税抜き)
SCULTURAのような剛性感のある感じよりは、ロングライドで快適に走れるバイクをお探しであれば、RIDEシリーズがオススメです。RIDEはSCULTURAより短いトップチューブ、長いヘッドチューブが特徴で、快適なジオメトリーになっています。RIDE 400のドライブトレインは、フロント(50/34T)、リア(11-32T)の22速。Shimano 105をメインに混合構成になっています。ホイールはフルクラムが使用されています。
シクロクロス
今回の展示会で注目されていたのがシクロクロスです。近年では、通勤用のバイクとしても人気があるシクロクロスですが、MERIDAでもラインナップが増していました。
CYCLO CROSS 500
ハイドロフォーミング製法によるアルミフレームです。振動吸収性に優れたシートステー形状に、ケーブルの内蔵化、さらにはブレーキフォースを分散するチェーンステーディスクブレーキマウントを採用しています。タイヤは700x33cと、通勤でも安心して使える仕様になっています。
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