東京近郊で行なわれた「TREK University」に参加してきました。「TREK University」とは、トレック・ジャパン(株)が、販売店向けに行なう講習会で、トレックの製品についての詳細な説明会と試乗会が行なわれます。
今回の講座はトレック製のロードバイク、madoneシリーズとSpeed Conceptに注目して、両シリーズに使用されているカーボン技術やその素材、製造方法から、各シリーズの特徴などの説明を中心に進められました。試乗会では、会場からでて一般道を走ることもでき、スタッフもmadoneシリーズを何台か試乗しました。
そのなかでも、私が注目したのがmadone5.9です。5シリーズより上位モデルに採用されているライドチューンド・シートマスト(カーボン製)は、従来のシートポストより格段に衝撃吸収性に優れており、乗り心地の良さが感じられます。
フレームも全体的にコンパクトであるように感じますし、操作性はもちろんのこと、ペダルを踏んだ力がそのまま推進力、加速力にかわる様子が、手に取るようにわかるような感覚を受けました。これはおそらくボトム・ブラケット(BB:シートチューブ、ダウンチューブとチェーンスティーのつなぎの部分)が通常の68mmタイプから90mmに拡大されたことによるところが大きいように思われます。またBBのパーツが少なくなることで軽量化にもつながっています。
将来的にロードレースやヒルクライムで上位を目指す方や、アルミロードから乗り換えを考えている方におススメの一台です。
madoneシリーズについてご質問があれば、お気軽にスタッフにお問い合わせください。
詳しくはこちら:TREK’s madone 5 series site
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