TREK WORLD 2014が8月6日、7日の日程で開催されました。例年通り京都で行なわれたましたが、TREKのスタッフによるプレゼンテーションの後、試乗会にて幾つかのバイクに試乗してきました。試乗についての感想は、また後日アップしますが、今回は取り急ぎTREK 2014年モデルの概要についてご報告します。第一弾目は、ロードバイクです。
注目1:Madone 4シリーズが一新!!
ロードバイクについて、多くのバイクが2013年モデルを踏襲していますが、注目すべきはMadone 4シリーズでしょう。その理由の1つ目は、KVFチューブの採用です。
2014年モデルのMadone 4シリーズには、横風の空気抵抗を最小限に抑えつつ、高いエアロ効果を生るチューブ形状KVFが採用され、今まで以上にレース等で「戦えるバイク」へと進化しています。
また新型のMadone 4シリーズは、シートチューブ長が旧モデルより長くなり、身体への負担の軽減につながる構造になっています。旧来より、Madone 5シリーズより上位クラスのモデルには、シートチューブの上にシートマストキャップをかぶせる方式が採用され、より身体への負担が少なくなっていますが、これに匹敵するような効果が期待されています。
注目2:Project OneにMadone 4シリーズがラインナップ!!
2つ目は、Project OneでMadone4シリーズが選択できるようになったことです。2013年モデルでProject Oneを利用される場合、選択できるフレームはMadone 6シリーズからでしたが、14年よりMadone 4シリーズが加わることで、カスタムしたオリジナルバイクが30万円代後半からご購入いただけるようになりました。
ドライブ・トレイン系のパーツには、Shimano 105や、クランクをFSA製にし、フロントとリアのディレラーをShimano UltegraにするShimano Ultegraライトも選択でき、コストを抑えつつも、より良い性能を求めるユーザーの心をくすぐるような仕組みになっています。完成車のカラーリングやスペックに満足いただけない方には、是非ともProject Oneを一度ご覧いただき、お客様の満足いく一台を作ってみてはいかかがでしょうか。
ちなみに2014年モデルより、Project Oneでは、Madone 7 & 6 & 4シリーズ、Domane 6 & 4シリーズ、Speed Concept 9 &7シリーズから、さらにMTBのラインナップに追加され、Superfly FS, Superfly, Fuel EX 29erから選択できるようになりました。こちらもあわせて御検討ください。
注目3:1シリーズ(1.2, 1.5)にもKVFチューブ形状が採用
2014年モデルのロードバイクでもう一つの大きなモデルチェンジは、1シリーズです。アルミロードの新型1.5、1.2には、上記のKVFチューブ形状を採用し、レースでも使えるアルミ・ロード・バイクに仕上がっています。エントリーユーザーでも安心して乗れ、コストパフォーマンスにも優れたバイクです。
次回はMTBとクロスバイク、シクロクロスについてご報告します。
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